遺伝的にも、歯や顎の骨の形態的にも、充分きれいな歯並びになる条件が整っているのに、それでも歯並びが悪くなってしまう方がいます。

その大きな原因はクセ、いわゆる悪習癖と言われるやつでしょう。

例えば指しゃぶり。

小さなお子さんでいつもくちゅくちゅ指をしゃぶっている子がいます。

「下に弟や妹ができて、以前ほど親にかまってもらえなくなって、寂しいんだよ」

「暇だとついしゃぶっちゃう癖がついちゃったんだよね」

「手持ち無沙汰なんだよ」

まあ、理由はあるでしょう。

しかし一つだけ言えるのは、

「いつまでも指しゃぶりをしていると、歯並びが悪くなる可能性が高い」

という現実です。