骨格矯正について③
2025.08.25
それは、
「1本1本の歯並びの矯正については甘い」
ということです。
機能的顎矯正装置は、土台である上顎下顎をいい位置に持っていくものです。
歯それぞれの位置については、ある程度までは持っていけるものの、ブラケットワイヤー矯正ほど精密ではありません。
それぞれに歯に直接かかる矯正力が弱いためです。
しかしそれでも、骨格矯正、機能的顎矯正は、
「土台を治しておく」
という意味で大切です。
土台が悪ければ、その上にいかにきれいに歯を並べようとしても、おのずと限界があるのですから。