骨格矯正について①
2025.08.23
歯科でいうところの骨格矯正とは、上顎下顎、顎の骨の矯正のことです。
もちろん町の一般開業歯科医が、上顎下顎の骨を削るわけではありません。
そのような処置は、大学病院や総合病院の口腔外科がやるべきです。
我々町の歯科医師ができるのは、口腔内に装置を入れて、舌や筋肉の位置を調整し、そして間接的に骨格を調整することでしょう。
わかりやすく言うならば、
「出っ歯になりそうな骨格をしているから、上顎の成長を抑え、下顎の成長を促す」
「受け口になりそうな骨格をしているから、下顎の成長を抑え、上顎の成長をうな出す」
そんな装置を、お口の中に入れるのです。